ファッションブランドというと、欧米の有名ラグジュアリーブランドをイメージしてしまうという方は非常に多いですし、国内からも高い人気があります。しかし国内にも素晴らしいデザイナーは多く、世界中に多くのファンを持っているブランドも増えてきていることから、近年特に注目を集めている傾向にあります。日本のファッションブランドの中でも特に人気が高いといわれているのが、「UNIQLO」です。日本より世界での売上を伸ばしている特徴があり、中国や韓国、インドネシアやオーストラリア、イギリスやアメリカ、フランスやドイツなど世界で17の国に進出しています。ファストファッションと思われがちのブランドですが、値段の割に質が良く定番のシンプルさが幅広い年齢層の方に支持されています。特に寒い地域に住んでいる人などは、保温効果の高いヒートテックは大ヒット商品となります。
プレタポルテのブランドとして非常に有名なのが、「COMMEdesGARCONS」です。コム・デ・ギャルソンは川久保玲が1969年に設立し、2017年にはニューヨークのメトロポリタン美術館で展示を開催するなど、世界中に彼女の作品は高く支持されます。ハートのロゴが特徴で、英語で略して「C.D.G.」と呼ばれています。アディダスなどのスポーツメーカーとコラボレーションを行うなど、活発な活動をしているのが「YohjiYamamoto」です。このブランドの特徴としては、黒を多く使用しており、スポーツヴァイブを取り入れたY-3はモードなバッグなどが非常に人気が高く、幅広い年齢層の方から根強い人気を持ちます。
他には高田賢三が1970年にパリで創立した「kenzo」は、国外での活動が活発なこともあり日本よりも海外での人気が高い特徴があります。高田賢三氏はフランスに渡った後にアジアやアフリカのような国を訪れて、そこで出会った国の文化や色彩豊かな草木、花々から大きな影響を受けたことにより「色・旅・自然」の3つをキーワードにしています。