日本には都道府県という行政区画がありますが、唯一「道」が付けられているのは北海道のみです。その名前には他の都府県のように、それらを外して、例えば「北海」と呼ばれることがほとんどないといったユニークさがあります。北海道は日本の島で言うと本州に次いで2番目の大きさを誇っています。日本は南北に長い国と言われることがありますが、その北に位置しているのが北海道です。冬場の屋外は零下になることも多く、とても寒いところですが、6月には梅雨がないことも多く、また夏は涼しく、じっとしていても汗の出ることはほとんどありません。ですので、そういった気候を最大限に利用するといい旅行をすることも可能です。冬は良質なパウダースノーでスキーやスノーボードを楽しんだり、冬の味覚カニを存分に楽しむことが出来ます。一方の夏は避暑にも最適ですし、収穫期にはジャガイモなど美味しく新鮮な大地の恵を楽しむことが出来ます。風景については本州の山と北海道ではどこか違いを感じるはずです。その雄大な自然の風景は心を癒してくれるでしょう。後、北海道には温泉地が各地に点在しています。場所によっては山の奥深いところに野趣あふれる野天風呂があり、無料で楽しめることもあります。現在北海道には、新千歳をはじめ、札幌丘珠や旭川、函館、それに帯広や釧路、女満別、稚内などに空港があります。JRの路線も各地に通っており、数年前には新幹線が函館付近まで開通しました。道内を巡るにはそれらの交通機関を利用するのもいいですし、レンタカーを借りて回るのもいいかもしれません。夏にはバイクや自転車を使って旅をしている人たちも大勢います。そういった人たちはキャンプ場を点々として巡っているのでそれほど旅行の費用はかからないようです。みなさんもこのように食もレジャーも風景も楽しめる魅力たっぷりの北海道を旅行なさってみては如何でしょうか。北海道は広いですから旅行する場合は、連泊などして2泊3日以上にするとより楽しめると思います。